【3月20日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)などで活躍したレイ・パーラー(Ray Parlour)氏が、チームの新星アーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)について、イングランド代表主将のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)と同様の影響力のある選手になれると予想している。

 ウェールズ代表のラムジーは今季の公式戦通算で13得点を挙げているが、太ももの負傷のため、昨年12月26日のウェストハム(West Ham)戦を最後に試合から遠ざかっている。

 18日にアーセナルと契約を延長したラムジーについて、パーラー氏は、ジェラードが所属するリバプール(Liverpool FC)でしてきたのと同様のことを、ラムジーがアーセナルでできると語った。

 パーラー氏はSNSサイト「スポーツロブスター(Sportlobster)」の自身のブログで、「疑いなく、アーロン・ラムジーはスティーブン・ジェラードと同じだけの影響力を持てるようになる。ラムジーに必要なのは自分の持つ能力を信じることだ」とコメントした。

「若くて刺激的な才能で、将来は間違いなく超一流の選手になれる。学ぶ意欲もあり、中盤の選手にとって理想的な特徴に恵まれている」

 パーラー氏はまた、アーセナルのほか首位チェルシー(Chelsea)、さらにマンチェスター・シティ(Manchester City)との優勝争いのなかで、リバプールをけん引するジェラードについても言及し、現役中に対戦した中で最高の選手だったと語った。

「私が相対したなかで、ジェラードは最高の選手だ。絶対的なワールドクラスだと思う。数年前までのように両ゴール前を効果的に行き来することはできなくなったが、それでも違いを作り続けている」

「今シーズン前半のラムジーは、完璧なボックストゥボックスのMFだったし、何度も言ったように、もう少し得点力が上がれば完全無欠の選手になれる」

(c)AFP