【3月14日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2014)は13日、米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で男子シングルス準々決勝が行われ、大会第7シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer)は7-5、6-1で第17シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を下し、準決勝へ駒を進めた。

 四大大会(グランドスラム)17勝を誇るフェデラーは、先日のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2014)で優勝して公式戦で9か月ぶりにトロフィーを掲げたばかりで、5度目の大会制覇に向けて順調に歩みを進めている。

 32歳のフェデラーは、インディアンウェルズでは2004年から2006年までの3連覇と2012年の王座奪還を果たしており、同大会で4度の優勝経験を持つ。

 対するアンダーソンは、4回戦で全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)覇者である第3シードのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)を下し、13連勝していたワウリンカに2014年の初黒星をつけた。

 しかし、アンダーソンの勢いは衰え、フェデラーは第1セットの第3ゲームで唯一許したブレークポイントも落とすことはなかった。

 フェデラーは、次戦で第10シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を6-3、6-4で破った第28シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)と対戦する。

 世界ランク31位のドルゴポロフは、3回戦で同1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に勝利する番狂わせを起こし、ATPツアーで自身初の4強入りを果たしている。(c)AFP