【3月1日 AFP】米政府高官は2月28日、ロシアがウクライナに軍事的に関与すれば、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と欧州主要各国の首脳は6月にロシアのソチ(Sochi)で予定されている主要8か国(G8)首脳会議への出席を見送る可能性があると述べた。

 匿名を条件に語ったこの米政府高官は、ロシア政府の代表団が今週、米露の経済関係強化を目的にワシントンD.C.(Washington D.C.)を訪れたことに触れ、オバマ大統領は経済分野でロシアに対して取り得る一連の措置を検討していると述べるとともに、米国が検討している報復措置のリストも明かした。

 別の匿名の米当局者は、米政府はロシアが数百人の部隊をウクライナ情勢に関与させていると考えていると述べた。


 これに先立つ同日、オバマ大統領はホワイトハウス(White House)で記者会見し、ウクライナ国内でロシア軍が活動していると報道されたことに深い懸念を表明し、ロシアがウクライナの主権を侵害すればロシアは代償を払うことになるだろうと述べていた。

 ウクライナ政府当局者の発言を引用する形でウクライナ南部のクリミア(Crimea)自治共和国に2000人のロシア軍部隊が入ったと報道されているが、オバマ大統領は米政府がこの報道の真偽を確認できる情報を持っているかどうかについては明らかにしなかった。(c)AFP