【3月1日 AFP】(一部訂正)スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)が、ビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督が率いるスペイン代表に招集され、イタリア代表との親善試合でデビューを飾る見通しとなった。

 ブラジル代表ではなくスペイン代表でプレーすることを選んだコスタは、昨年11月に赤道ギニア代表と南アフリカ代表との親善試合に臨むスペイン代表に選出されていたが、けがのため辞退を余儀なくされていた。

 コスタは今季の公式戦でここまで合計27得点を記録しており、所属クラブの本拠地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で代表デビューを飾ることが期待されている。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を見据えてデル・ボスケ監督が発表した今回のメンバーでは、故障のためディフェンダーのジェラール・ピケ(Gerard Pique)が主力選手では唯一の招集外となった。

 そして、不本意なシーズンを送っているダビド・ビジャ(David Villa)、フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)、フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)の3人もメンバーから外れた。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が、クラブでの好調ぶりが評価され、今季初めて代表に招集された。

 また、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でトーレスと同僚のセサル・アスピリクエタ(Cesar Azpilicueta)が、昨年のコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2013)以来の代表復帰を果たした。(c)AFP