【2月28日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ2013-14(UEFA Europa League 2013-14)は27日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、ナポリ(SSC Napoli)が3-1でスウォンジー・シティ(Swansea City)に勝利し、2戦合計3-1で16強入りを決めた。

 説得力に欠ける試合が続いていたナポリだったが、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)とギョクハン・インレル(Gokhan Inler)が終盤に挙げた得点で、リードを保っていたスウォンジーを退けた。

 ナポリはイタリア・セリエAで3位につけているものの、事実上は優勝争いから脱落しており、先週アウェーで行われた第1戦のスコアレスドローをはじめとする平凡なプレーは、ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督率いるナポリに疑問符を投げかけた。

 第1戦を無得点で終えたナポリは、本拠地サン・パオロ・スタジアム(San Paolo Stadium)で行われたこの試合の前半17分、ロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)がスウォンジーのGKミシェル・フォルム(Michel Vorm)の頭上を見事に越えるシュートを決め、先制点を奪った。

 その後、反撃に出たスウォンジーは、ジョナサン・デ・グズマン(Jonathan de Guzman)がチームに貴重な1点を入れ、アウェーゴール差で勝ち抜けを決めるかと思われた。

 しかし後半33分、ペナルティーエリア内のこぼれ球をイグアインが見逃さずに追加点へつなげると、ロスタイムにはインレルがだめ押しの1点を追加しナポリの勝利を決定づけた。(c)AFP