【2月24日 AFP】13-14イタリア・セリエAは23日、第25節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は1-1で下位カリアリ(Cagliari Calcio)と引き分けた。

 ワルテル・マッツァーリ(Walter Mazzarri)監督が率いるインテルは、カリアリと並びリーグ最多の10試合目の引き分けとなり、まったくうらやましくない記録を作った。

 インテルは本拠地でカリアリを圧倒しながら好機を生かすことができず、セリエAの引き分け王者としての地位を確かなものにしてしまった。

 新オーナーのエリック・トヒル(Erick Thohir)氏が厳しい目で見つめるなか、インテルは数多くあったチャンスをふいにすると、前半40分にフアン(Juan Guilherme Nunes Jesus)のハンドでPKを献上し、これをマウリシオ・ピニージャ(Mauricio Pinilla)に決められて先制を許した。

 中盤のエルナネス(Anderson Hernanes)を欠くインテルは、それでも後半7分、ファーサイドのマウロ・イカルディ(Mauro Emanuel Icardi)がクロスをうまく頭で折り返し、中央のロランド(Rolando Jorge Pires da Fonseca)がこれを押し込んで同点に追いついた。

 インテルはその後に少なくとも2度の好機を作り出したものの、イカルディのシュートはゴールとはならず、フレディ・グアリン(Fredy Guarin)の遠目からのFKはカリアリのGKヴラダ・アフラモフ(Vlada Avramov)のファインセーブに阻まれた。(c)AFP/Justin Davis