プルシェンコのコーチを務めるアレクセイ・ミーシン(Alexei Mishin)氏は、「何一つずるはしていない」とプルシェンコを擁護した。

「(団体戦の)フリースケーティング(FS)が終わった翌日の朝、(ロシアのフィギュアスケート)連盟が変更すべきだったことは分かる、でもあの時点でプルシェンコは大丈夫だったんだ」

 プルシェンコを熱心に応援しながら、プロモーターも務める妻のヤナ・ルドコフスカヤ(Yana Rudkovskaya)さんは、ツイッター(Twitter)で感情をあらわにした。

「競技で戦いながら痛みに耐えるなんて無理よ!彼はもうロシアのために金メダルを1つ獲ったじゃない!4大会に出場して4つのメダルを獲得したの。彼は伝説よ!」

バンクーバー冬季五輪でプルシェンコを上回り、採点で物議をかもしながらも金メダルに輝いたエヴァン・ライサチェク(Evan Lysacek)は、プルシェンコが棄権を発表し空席が目立つ会場の写真をツイッター(Twitter)に投稿した。

「プルシェンコが棄権して観客が去って行った。最終グループの滑走時には、客席の半分以上が空席だったよ」

(c)AFP/Emmeline MOORE