【2月13日 AFP】北朝鮮と韓国は12日、約6年ぶりとなる高官級協議を南北境界の板門店(Panmunjom)で開いたが、今月始まる米韓合同軍事演習をめぐる対立を打開できず、具体的な合意には至らなかった。

 協議は12日午前10時に始まり、午後から夜にかけて断続的に続いた。韓国統一省(Unification Ministry)によれば、協議を継続する決定はしたものの、日程は定めないまま、協議は13日午前0時の直前に正式に終了した。共同声明も出されなかった。

 協議は特定の議題を決めずに行われたが、韓国側は、朝鮮戦争(Korean War)による南北離散家族の再会を、予定通り今月に実施するとの確約を北朝鮮側から得ることに焦点を置いていた。

 離散家族再会は2月20~25日に行うことで双方が先週、合意しているが、米韓合同年次軍事演習はその最中の24日に始まる予定。

 韓国統一省によると、北朝鮮側は離散家族再会が終了するまで米韓軍事演習の延期を要求した。韓国は「純粋に人道的な問題と、軍事問題を結び付けるべきでないとするわれわれの原則に反する」として受け入れなかった。

 今回の協議は、韓国側は金奎顕(Kim Kyou-Hyun、キム・ギュヒョン)国家安保室第1次長、北朝鮮側は朝鮮労働党統一戦線部の元東淵(Wong Ton-Yong、ウォン・ドンヨン)副部長がそれぞれ率いる代表団により行われた。(c)AFP/Lim Chang-Won