【2月11日 AFP】ソチ冬季五輪は10日、アルペンスキーの女子アルペン複合が行われ、ドイツのマリア・ヘッフル・リーシュ(Maria Hoefl-Riesch)が2大会連続で金メダルに輝いた。

 2013年のアルペンスキー世界選手権(2013 FIS Alpine World Ski Championships)で優勝している29歳のヘッフル・リーシュは、滑降と回転の合計タイム2分34秒62を記録した。

 ニコール・ホスプ(Nicole Hosp、オーストリア)は0秒40差で銀メダル、前半の滑降でトップだったジュリア・マンキュソ(Julia Mancuso、米国)は、回転で大きなミスを犯しながらも0秒53差で銅メダルを獲得した。

 ヘッフル・リーシュは滑降で5位だったが、2010年バンクーバー冬季五輪のスーパー複合と回転に続く自身通算3個目の金メダルを獲得するために、得意の回転で素晴らしいパフォーマンスをみせた。

 滑降で2位に入り、メダル獲得が期待されたララ・グート(Lara Gut、スイス)は、後半の回転でコースアウトに終わり、レースを最後まで終えることができなかった。(c)AFP