【2月10日 AFP】ソチ冬季五輪は9日、バイアスロン女子7.5キロスプリントの決勝が行われ、スロバキアのアナスタシア・クズミナ(Anastasiya Kuzmina)が、バイアスロンの個人種目としては女子選手初となる五輪連覇を達成した。

 ロシア生まれのクズミナは21分6秒8を記録し、オルガ・ヴィルキナ(Olga Vilukhina、ロシア)に19秒9差をつけた。

 ウクライナのビタ・セメレンコ(Vita Semerenko)がトップと21秒7差で3位に入り、銅メダルを獲得した。

 W杯で個人総合首位に立つノルウェーのトラ・ベルゲル(Tora Berger)は、クズミナに33秒以上の差をつけられて10位に終わった。

 スロバキア史上最高のウインタースポーツ選手と評価されているクズミナは、五輪で複数のメダルを獲得した唯一の同国出身選手となっており、2010年のバンクーバー冬季五輪ではスプリントで金メダル、10キロメートルパシュート(追い抜き)で銀メダルを獲得している。

 日本勢は鈴木芙由子(Fuyuko Suzuki)が39位、中島由貴(Yuki Nakajima)が68位、鈴木李奈(Rina Suzuki)が80位、小林美貴(Miki Kobayashi)が81位だった。(c)AFP