【2月9日 AFP】ソチ冬季五輪は8日、バイアスロン男子10キロスプリント決勝が行われ、ノルウェーのオーレ・アイナル・ビョルンダーレン(Ole Einar Bjoerndalen)が24分33秒5で金メダルに輝いた。

 40歳のビョルンダーレンは、これで獲得した通算メダル数を12個としており、同じノルウェー出身でクロスカントリーの選手だったビョルン・ダーリ(Bjorn Daehlie)氏が持つ冬季五輪史上最多メダル獲得数に並んだ。

 オーストリアのドミニク・ランデルティンガー(Dominik Landertinger)が1秒3差で銀メダルに、チェコのヤロスラフ・ソウクプ(Jaroslav Soukup)が5秒7差で銅メダルを獲得した。

 通算6度目の五輪出場となったビョルンダーレンにとって、今回のメダルは通算7個目の金メダルとなり、これまでに銀メダル4個、銅メダル1個を獲得している。

 2002年のソルトレークシティー冬季五輪で4個の金メダルを獲得していたビョルンダーレンだったが、2010年のバンクーバー冬季五輪ではリレーでの金メダル1個に終わっていた。

 一方、W杯で現在総合首位に立つフランスのマルタン・フールカデ(Martin Fourcade)は6位に終わった。

 25歳のフールカデはここまで世界選手権で通算5個の金メダルを獲得し、W杯個人総合で2度の優勝を飾っているが、五輪でのメダルはバンクーバー冬季五輪のマススタートで獲得した銀メダルのみとなっている。(c)AFP