【1月24日 AFP】米核兵器部隊で試験での不正行為など不祥事が相次いでいることを受けて、米国のチャック・ヘーゲル(Chuck Hagel)国防長官は軍部隊の徹底的な調査を行うよう指示した。米国防総省のジョン・カービー(John Kirby)報道官が23日、報道陣に明らかにした。

 カービー報道官によると、ヘーゲル国防長官は今後2週間かけて司令官らと部隊の士気や個人の問題について話し合う予定。司令官らはこの会議後60日以内に「行動計画」を策定することになるという。

 さらにヘーゲル長官は、90日以内に包括的な独立調査を実施する計画。調査は部隊の士気やパフォーマンスを調べるもので、カービー報道官によればヘーゲル長官は空軍の核兵器の取り扱いに安全上の問題はないと考えているという。