【1月23日 AFP】ロシアの男子フィギュアスケート選手、エフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Plushenko)が22日、ソチ冬季五輪で自身4度目の五輪出場を果たし、ロシア代表として個人と団体戦に出場することになった。

 プルシェンコのコーチを務めるアレクセイ・ミーシン(Alexei Mishin)氏の申し入れで設けられたロシアフィギュアスケート連盟(Figure Skating Federation of RussiaFSFR)のテストで、プルシェンコは完成度の高い演技の仕上がりを披露していた。

 FSFRのワレンティン・ピセエフ(Valentin Piseyev)常任理事は、露通信社のRスポーツ(R-Sport)に対し、「ロシアを代表する専門家たちは、21日にプルシェンコの演技を見て圧倒されていた」と語っている。

「その結果、われわれはプルシェンコをロシア代表の選手団に入れることを決定した。あとは、ロシアのオリンピック委員会から五輪代表選手の承認を受けるだけだ」

 2006年のトリノ冬季五輪で金メダルに輝いているプルシェンコは、この一報に対するコメントを控えたが、「今はただ、自分のベストが出せるよう演技の練習と準備を進めるだけだ」と述べた。