シューマッハ氏、スキー事故から依然として危篤状態が続く
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シューマッハ氏は1969年1月に地元ドイツのケルン(Cologne)にあるゴーカート・トラックを経営するレンガ職人の息子として生まれ、母の食堂を手伝っていた。
1987年にドイツと欧州のゴーカート王者に輝いたシューマッハ氏は、その後、プロレーサーとしてのキャリアを歩み出した。
シューマッハ氏は初参戦となった1991年のベルギーGPで予選7位に終わり、F1界にその名を知らしめると、ベネトン・フォーミュラ(Benetton Formula)に移籍した1992年にはF1初勝利を挙げた。
シューマッハ氏は1996年にフェラーリ(Ferrari)に加入すると、それからの10年間で急速に力をつけ、表彰台に上り続けた。
現役引退後にシューマッハ氏は、スペインでモーターバイクの転倒事故に遭っているが、命に別条はなく、約5時間で退院していた。
しかし、トラックの魅力を忘れることができなかったシューマッハ氏は、2010年に当時のメルセデスGP(Mercedes GP)と契約を交わして現役復帰し、2012年に再び引退を表明した。(c)AFP/Daniel ABELOUS