【12月26日 AFP】カナダ出身の人気アイドル歌手、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber、19)が、引退をほのめかすメッセージを投稿して、マイクロブログのツイッター(Twitter)を大混乱に陥らせた──自身の新作映画がクリスマスに公開されるのに合わせて。

 ビーバーは、4800万人近いフォロワーに向けて「愛するビリーバー(belieber、ジャスティン・ビーバーのファンのこと)たちへ、僕は正式に引退する」と投稿。このツイートはこれまでに24万回以上リツイート(再投稿)され、ツイッターは世界各国のファンが書き込んだコメントであふれかえった。

 だが、その後のツイートでは、引退しない可能性をにおわせる発言をしている。「メディアは僕について、いろいろと騒ぎ立てている。嘘ばかりついて、僕がつぶれるのを見たがっている。けど、僕はみんなを捨てたりしない。ビリーバーであることは、ライフスタイルだ」

 するとビーバーは次に、米国で25日に公開された新作映画『Justin Bieber's Believe』の予告編を紹介し、「みんなメリークリスマス。お互いに優しくしよう」とツイートした。

 ビーバーは先週、米ロサンゼルス(Los Angeles)のラジオ局のインタビューで、「音楽をやめる。全部やめる」「ゴルフをするつもりだ」などと話していた。

 ビーバーは最近、自身のワールドツアーで訪れたブラジルとオーストラリアで、ホテルの壁に落書きをするトラブルを起こしている。また、アルゼンチンではステージに投げ入れられたアルゼンチン国旗の上を歩いて人々を激怒させ、ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)では、悪名高い売春宿を出るところを写真に撮られた。(c)AFP