【12月25日 AFP】日本経済新聞(Nihon Keizai Shimbun)は25日、ソフトバンク(SoftBank)が米子会社のスプリント(Sprint)を通じて米携帯電話4位のTモバイルUS(T-Mobile US)を買収する方針を固めたと報じた。実現すれば、中国移動(チャイナモバイル、China Mobile)に次ぐ世界第2位の売上高を誇る携帯電話会社となる。

 同紙によると、ソフトバンクは2014年春にもTモバイル株の大半を取得する予定。買収額は2兆円を超える見込みだという。

 同紙は関係筋の話として、ソフトバンクはTモバイルの親会社であるドイツテレコム(Deutsche Telekom)との最終調整の段階にあると報じている。ソフトバンクは同報道についてコメントを拒否した。(c)AFP