【12月17日 AFP】サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は16日、劣勢という立場が2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で戦うことを止めることはないと語った。

 日本の今大会の制覇は難しいと考えを明かしたザッケローニ監督だが、アジア最強チームの腕を試す良い機会だと考えている。

「W杯には、すでに実力を示している強豪国が出場する。今回はわれわれがその実力を示す番だ」

「監督として、常に勝利を目指している。もちろん、それと同時に他のことにも対処しなければならないことは、経験上理解している」

 また、気温と湿度、さらに試合毎に強いられるであろう長距離の移動が選手たちの負担にもなると、ザッケローニ監督は記者に対し語った。

 日本は、国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)のランキングで48位となっているが、W杯本大会のグループCに入った各国はコロンビアが4位、ギリシャが12位、コートジボワールが17位と大きく順位を上回っている。

 しかしザッケローニ監督の下、日本は2010年にリオネル・メッシ(Lionel Messi)擁するアルゼンチン、2012年にフランス、そして先月にはW杯本大会でシード国となったベルギーに3-2で勝利した。