【12月13日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)にあるナショナル・ギャラリー(National Gallery of Art)で12日、古代ローマ美術の傑作「瀕死のガリア人(Dying Gaul)」が公開された。

 紀元1世紀から2世紀にかけて制作され、世界で最も名高い彫刻の一つに数えられるこの作品は、1797年にナポレオン(Napoleon)率いる仏軍によってイタリアから持ち去られ、パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre)で展示されていた。1816年にイタリアに返還されて以降、同彫刻が国外に持ち出されるのは今回が初めてとなる。(c)AFP