声明では、「プルゼニ(Plzen)からモスクワに戻った後、クラブとの契約が切れたホンダは、関係者に別れの言葉を述べてロシアを発った。CSKAはケイスケの貢献に感謝するとともに、今後の幸運を祈っている」と述べている。

 欧州チャンピンズリーグで通算7度の優勝を誇るミランは11日、本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)でアヤックス(Ajax)と引き分けた結果、11シーズン連続となる決勝トーナメント進出を決めた。

 しかしながら本田は、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、マンチェスター・シティ(Manchester City)、ヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)に続くグループD最下位に終わったCSKAで、チャンピオンズリーグのグループリーグの試合に出場しているため、ミランで決勝トーナメントに出場することはできない。

 2014年1月にミランの一員になった本田には、開幕から続いているリーグ戦の低迷からチームを脱却させ、強さを取り戻すことが期待されている。

 クリスマスが近づくなか、ミランは2季連続でお祝いムードとはほど遠い状態にあり、現在9位のリーグ戦では首位ユベントス(Juventus)と勝ち点22差、来季のチャンピオンズリーグ出場権が得られる3位とは同14差がついている。

 さらにミランは16日に本拠地でASローマ(AS Roma)戦、22日にインテル(Inter Milan)とのミラノダービーと、冬季中断前に厳しい戦いが続く。(c)AFP