【12月11日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の開催地の1つとなるアマゾナス(Amazonas)州の州都マナウス(Manaus)にあるスタジアムが、今月20日に完成予定であることが明らかになった。

 建築士でコーディネーターを務めるミゲル・カポビアンゴ・ネト(Miguel Capobiango Neto)氏が記者会見を行い、「作業は20日に終了する見通しであり、1月15日の落成式で行われる地元チーム同士による試合には間に合う」と説明した。

 このスタジアムはグループDの初戦、イングランド対イタリアの試合会場に設定されている。

 6月12日の開幕戦の会場となるアレーナ・デ・サンパウロ(Arena de Sao Paulo)で起きた死亡事故を受けて、国際サッカー連盟(FIFA)は全12会場の完成期限を当初の12月31日から延期することを決めた。

 完成が遅れているクリチバ(Curitiba)の会場は2月末までに完成する見込みとされているが、サンパウロの会場についてFIFAは4月中旬まで完成しないと明言しており、ブラジル対クロアチアによる開幕戦まで2か月を切ることになる。(c)AFP