【11月29日 AFP】仏南部、地中海沿岸のラグランドモット(La Grande-Motte)沖の浅瀬では、ポシドニア・オセアニカ(Posidonia oceanica)と呼ばれる海草を移植する実験が行われている。

 この移植作業は、地中海の海底の環境をよみがえらせようと、仏環境当局やラグランドモット市などの支援を受けて2011年から実施されている「シー・シーズ(Sea seeds)」プロジェクト初の試みとして行われているもの。

 15日には、フランス・プロバンス(Provence)地方沿岸やコルシカ(Corsica)島付近で採集されたポシドニア・オセアニカを2メートル四方の浅瀬に移植する作業が実施された。

 将来的には十数メートル四方の範囲にまで移植を広げていく予定という。(c)AFP