【11月23日 AFP】13-14フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ最終戦、ロシア杯(2013 Russia's Cup)は22日、ロシアのモスクワ(Moscow)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、ロシアのマキシム・コフトゥン(Maxim Kovtun)が92.53点で首位に立った。

 国民的英雄のエフゲニー・プルシェンコ(Evgeni Plushenko)が大会を欠場したものの、同じロシア出身のコフトゥンがペペ・ロメロ(Pepe Romero)作曲の「フラメンコ(Flamenco)」に乗せて隙のない演技を披露し、自己最高点をマークした。

 GPシリーズ開幕戦スケート・アメリカ(Skate America 2013)優勝者で今大会の優勝候補最右翼と見られていた町田樹(Tatsuki Machida)は、「エデンの東(East of Eden)」に合わせて演技を行ったが、小さなミスを数回犯してしまい、初日を84.80点の2位で終えている。

 欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2013)覇者で、優勝候補の一人に挙げられているスペインのハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez)は、演技の途中で転倒しながらも81.97点を記録し3位につけた。(c)AFP