【11月10日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは9日、第11節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は2-2でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)と引き分けた。

 エデン・アザール(Eden Hazard)が後半ロスタイムに疑惑のPKを決めて罪を償い、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は本拠地での無敗記録を伸ばした。

 アザールは許可を得ずにフランスへ旅行した後帰国が遅くなり、欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)を欠場していたがこの日は再びメンバーに入った。後半ロスタイム、ラミレス(Ramires Santos do Nascimento)がスティーブン・リード(Steven Reid)に倒されてチェルシーがPKを得ると、アザールはこれを落ち着いて決めた。

 アンドレ・マリナー(Andre Marriner) 主審はPKの判定を下すまで時間を取ると、WBAの選手は激しくこれに抗議した。

 この結果、チェルシーはリーグ戦2連敗を回避し、本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)での自身通算100試合目(リーグ戦では66試合目)を迎えたモウリーニョ監督は、ホームでの誇るべき記録を守った。

 前半ロスタイムにリアム・リッジウェル(Liam Ridgewell)のミスに乗じてサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)のゴールで先制したチェルシーは、勝利を手にするかと思われた。

 しかし、後半に入りWBAはシェーン・ロング(Shane Long)とステファーヌ・セッセニョン(Stephane Sessegnon)の逆転し、思わぬ勝利に希望の光が差したが、試合終了間際に運は尽きた。

 引き分けに持ち込んだチェルシーは、2位から4位に順位を落としている。(c)AFP/Ian WINROW