【11月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は6日、グループリーグ第4節の試合が各地で行われ、グループFのアーセナル(Arsenal)は1-0でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に勝利した。

 イングランド・プレミアリーグで首位に立つアーセナルは、約2週間前に英ロンドン(London)で敗れたリベンジを果たした。

 本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で10月22日に行われた第3節で1-2とドルトムントに敗れていたアーセナルは、雨中の敵地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)で、後半17分にアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)がヘディングシュートを決め、勝利を挙げた。

 アーセナルは前半、ゴールに迫ってプレッシャーをかけたドルトムントをいなすと、後半は見事なプレーで得たチャンスをものにしてふさわしい勝利を手にした。

 この勝利でアーセナルは、同日行われた試合で3-2とオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を破ったナポリ(SSC Napoli)とともに勝ち点9で並び、得失点差でグループ首位の座を守った。

 一方、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)で決勝に進出したドルトムントは、3位に後退した。残り2試合でドルトムントはホームでナポリ、アウェーでマルセイユと対戦する。

 ホームでのマルセイユ戦とアウェーでのナポリ戦を控えるアーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、「厳しい勝利だったが、われわれはチャンスをしっかりものにした。ここからグループがどうなっていくのか言い当てるのは難しい。ドルトムントのように、ホームでの試合は勝たなくてはならない」とコメントした。

 ドルトムントのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は一方で、「敗戦は無益だったが、希望が断たれたわけではない。残りの2試合を勝利できる限り、何もかも可能だ。ここからエキサイティングなことになっていくね」と語っている。(c)AFP