【11月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は5日、グループリーグ第4節の試合が各地で行われ、グループCのパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-1でRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)と引き分け、16強入りの確定はお預けとなった。

 本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)でいら立ちの募る夜を過ごしたPSGは、ほぼボールを支配し、好機が少ないわけでもなかったが、後半中盤にデミー・ デ・ゼーウ(Demy De Zeeuw)に先制点を許すと、直後にズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)の得点で同点とはしたものの、終盤にサシャ・クリスタン(Sacha Kljestan)が退場となったアンデルレヒトを相手に勝ち点1を得るにとどまった。

 2週間前のブリュッセル(Brussels)での対戦では、PSGが5-0でアンデルレヒトに圧勝し、クラブ史上最多得点差の欧州カップ戦でのアウェー戦で勝利を挙げていたが、PSGの本拠地で行われた今回の試合は、その時とはまったく対照的な展開を見せた。

 ローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督率いるPSGは、勝利していれば2試合を残してグループ首位を確定できる可能性もあったが、それでも27日に行われる本拠地でのオリンピアコス(Olympiacos)戦で引き分け以上であれば、決勝トーナメント進出を決めることができる。

 その一方で、アンデルレヒトはグループリーグ初の勝ち点を獲得し、プライドを幾分回復できたことを喜んでいるだろう。(c)AFP/Andy SCOTT