【10月31日 MODE PRESS WATCH】2014年秋冬シーズンから「LifeWear」を新テーマに掲げる「ユニクロ(UNIQLO)」が、11月20日に14年春夏コレクションをパリで発表する。従来のアイテムを進化させつつ、新しいプロジェクトもスタートさせていく。

■「UT」シリーズのクリエーティブ・ディレクターにNIGOが就任

 グラフイフィックTシャツラインの「UT」は、初のクリエーティブ・ディレクターに「ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)」の創業者でデザイナーのNIGOが就任した。

 現在、「ア ベイシング エイプ」のクリエーションから離れ、自身のブランド「HUMAN MADE」のディレクションや、カレーショップ「CURRY UPR」、ヒップホップグループ「TERIYAKI BOYZ」のプロデューサーなど幅広い分野で国際的に活躍しているNIGOが、UTデザインを刷新する。

■元スーパーモデルのイネス・ ド・ラ・フレサンジュとのコラボレーションラインも

 ウィメンズでは、元スーパーモデルのイネス・ ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)とのコラボレーションラインを展開する。

 モデルとしてのキャリアを築きながら、デザイナー、ジャーナリスト、ライター、コンサルタントとして幅広く活動するイネスは、世界的なファッションアイコンとして知られている。ユニクロのデザインディレクターを務める滝沢直己(Naoki Takizawa)はイネスとのコラボレーションについて、「素材、デザイン、フィッティングなど、商品に関して何度もお互いに議論を重ねました。イネスとの新しい取り組みが実現できたことを大変嬉しく思っております」とコメント。ウィメンズラインを今後さらに、スタイリッシュに変革していく。(c)MODE PRESS