【11月13日 MODE PRESS】モデルのドウツェン・クロース(Doutzen Kroes)は、ファッション業界で行われている写真修正を快く思っておらず、自分のようなモデルが非現実的な美のイメージを作り出しているのではないかと危惧している。

 ドウツェンはニューヨーク・ポスト(New York Post)紙に「女の子たちを不安にさせているんじゃないかと罪悪感を感じる時もあります。自分は写真に写ってるような見た目ではないといつも言っているんです」と語った。

 あまりに過度なデジタル修正が施されているため、鏡を見た時に自分の顔だと気づかないことがあると冗談交じりに語った。「ライトも、メイクも、ヘアメイクもない時の私は魅力があるとは言えませんね。寝起きに鏡を見ると、これはいつも雑誌で見慣れている顔じゃないわね・・・この見知らぬ人は誰かしら?と自分の姿を見ながら思うことがあります」

 彼女は更に、ニューヨークにおける未成年モデルの仕事に関する新州法について、この成立を導いたモデル・アライアンス(Model Alliance)を称賛した。

 ドウツェンは今までも健康的なボディイメージの推進を訴えており、現実にはありえないような小さいサンプルサイズに合わせるために体重を落とすことにも反対している。「私はサンプルサイズは全然着られません・・・もう28歳ですし、子供もいます。これで太りすぎだと言われるなら、仕事をやめたほうがいいですね。私は自分をとても健康的な人間だと思っていますし、自分のあり方にもとても満足します」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS