ベッテルとレッドブルが総合4連覇を達成 インドGP
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【10月28日 AFP】13F1第16戦インドGP(India Grand Prix 2013)は27日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が総合4連覇を達成し、チームもコンストラクターズタイトルを手にした。
ポールポジションからスタートしたベッテルは、ソフトタイヤを交換するため早々とピットインし、レース序盤で順位を落としたが、そこから快走を見せてメルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)に約30秒近い差をつけてレースを制した。
3位にはロータス(Lotus F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)が入った。
ドイツ出身のベッテルが達成した総合4連覇は、故ファン・マヌエル・ファンジオ(Juan Manuel Fangio)氏、ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏に並ぶ快挙となり、26歳の年齢は史上最年少となる。
ベッテルはチームラジオで「信じられない一日になった。やったぜ!イエス!イエス!」と喜びをあらわにしていた。
グランドスタンドの前で派手なドーナツターンを披露して自身の偉業を祝ったベッテルは、パルクフェルメに向かう前にマシンの上に立ち、観衆の声援に応えた。
レッドブルはベッテルの同僚マーク・ウェバー(Mark Webber)がマシントラブルでリタイアしたにもかかわらず、4年連続のコンストラクターズタイトルを確定させ、黄金時代を迎えていることを証明した。(c)AFP