【10月26日 AFP】男子ゴルフの米国ツアー・アジアツアー共催、CIMBクラシック2013(CIMB Classic 2013)は25日、マレーシア・クアラルンプール(Kuala Lumpur)のクアラルンプールG&Cクラブ(Kuala Lumpur Golf & Country Club)で2日目が行われ、米国のキーガン・ブラッドリー(Keegan Bradley)が通算13アンダーで単独首位に立った。

 スイングに悩むフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)がオフシーズンの修正に向け早くも白旗を挙げたのに対し、2011年の第93回全米プロゴルフ選手権(2011 PGA Championship)覇者のブラッドリーは、初日首位に立っていたライアン・ムーア(Ryan Moore、米国)を追い抜いた。ムーアは通算9アンダーで単独2位につけている。

 3位タイにはタイのキラデク・アフィバーンラト(Kiradech Aphibarnrat)と米国のクリス・ストラウド(Chris Stroud)が通算8アンダーで並び、スペインのセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia)とオーストラリアのマーク・リーシュマン(Marc Leishman)が通算7アンダーで5位タイとなっている。

 一方、世界ランク3位で今年の第142回全英オープン(The 142nd Open Championship)覇者であるミケルソンは、最近のプレーした中でも最悪のラウンドだったと愚痴をこぼした開幕初日から明けた2日目、スコアを2ストローク伸ばしたが、「それほど改善していない」と語った。

 ミケルソンは通算3アンダーで首位から10打差の25位タイに低迷している。

「スイングのコントロールができていない。リズムは良くなってきているが、技術的には取り組まなければいけない課題が山積みだ。それらは今週来週で何とかなるものではない。オフシーズンに(スイングを)整えることに集中することになるだろう」

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は、スコットランドのマーティン・レアード(Martin Laird)、米国勢のハリス・イングリッシュ(Harris English)、クリス・カーク(Chris Kirk)、スチュアート・シンク(Stewart Cink)、ゲーリー・ウッド ランド(Gary Woodland)と並び通算6アンダー7位タイにつけている。(c)AFP