【10月16日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)南米予選は15日、各地で行われ、チリがエクアドルを2-1で下し、W杯本大会出場を決めた。

 勝利したチリは予選16試合を終えて勝ち点を28に伸ばし、2位コロンビアと勝ち点2差、W杯優勝2度を誇る首位アルゼンチンとは同4差の3位で予選突破を決めた。

 一方、敗れたエクアドルもウルグアイと勝ち点25で並んだものの、得失点差で上回り、出場権を得られる最後の1枠をわずかの差で手にした。

 チリは3点のリードをふいにした11日のコロンビア戦の埋め合わせに成功し、サンティアゴ(Santiago)の母国のサポーターの目の前で目標を達成した。

 チリは前半35分、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)がエウジェニオ・メナ(Eugenio Mena)のクロスに頭で合わせて先制すると、その3分後にはカーディフ・シティ(Cardiff City)に所属するガリー・メデル(Gary Medel)が至近距離からのシュートを決め、追加点を挙げた。

 しかしエクアドルも、フェリペ・カイセド(Felipe Caicedo)が後半に1点を返し、終盤の展開を盛り上げた。(c)AFP