【10月5日 AFP】男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2013)は4日、東京の有明コロシアム(Ariake Coliseum)でシングルス準々決勝が行われ、大会第4シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-7、7-5、3-6で第6シードのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン) に敗れた。

 腰に痛みを抱えた錦織がジャパンオープンとデビスカップ(Davis Cup)を通じて有明で続けていた連勝が10で止まって連覇の夢も絶たれ、会場に集まった約9000人のファン静まり返った。

 昨年大会(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2012)で日本人選手として初めて優勝を飾った錦織だったが、腰を痛めてこの試合の終盤は動くのもやっとの状態だった。

 錦織は「最後は腰が痛くて、どうしようもなかった。ここ数年来の問題です。オフシーズンは休養して、また検査を受けます」とコメントした。

 今季、ファーストサーブでのポイントランキングで4位につけるアルマグロは、15本のエースを決め、数本のウィナーで錦織を破った。

 アルマグロは準決勝で第1シードファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)と対戦する。(c)AFP