【10月1日 AFP】トルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)は30日、解任したファティ・テリム(Fatih Terim)前監督の後任に、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)氏を招へいすると発表した。契約期間は3年。

 ガラタサライは声明の中で、マンチーニ氏の年俸が今シーズンは350万ユーロ(約4億6500万円)、残り2シーズンは450万ユーロ(約6億円)になるとしている。

 また、クラブがリーグ優勝を果たし、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で準々決勝に進出すれば、30万ユーロ(約4000万円)のボーナスが支払われるという。

 今年5月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の指揮官を解任された48歳のマンチーニ氏は、29日にテリム前監督の後任を探していたガラタサライの首脳陣と接触していた。

 シティでの在任期間でマンチーニ氏は、FAカップ2010-11(FA Cup 2010-11)を制してクラブに35季ぶりとなる主要大会のタイトルをもたらすと、2011-12シーズンには1967-68シーズン以来となるリーグ制覇を果たした。

 昨季、国内リーグを制覇したガラタサライは、現在リーグ戦で5試合を終え1勝と、ライバルで首位に立つフェネルバフチェ(Fenerbahce)に勝ち点8差をつけられている。

 また、欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)のグループリーグ開幕戦ではレアル・マドリード(Real Madrid)に1-6と大敗している。(c)AFP