【9月30日 AFP】13NFLは29日、第4週の試合が各地で行われ、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)は52-20でフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)を下した。

 ブロンコスは絶好調のQBペイトン・マニング(Peyton Manning)が4本のタッチダウンパスを決め、1試合におけるチーム史上最多得点を挙げた。

 マニングはこの試合で、開幕からの総タッチダウン数の記録をさらに更新し、第4週を終えてのタッチダウン総数をNFL歴代最多の16としている。

 自身通算24度目となる1試合4本のタッチダウンパス成功をさせ、リーグ記録を更新したマニングは「相手から点を取ってやろうと、みんながやる気をみなぎらせているのを感じた」とコメントした。

「攻撃で上回って、得点を重ね、フィールドゴールではなくタッチダウンを奪ってやろうという気合いを感じたし、今日はその通りにできたはずだ」

 マニングはパス34本中28本成功で327ヤードを獲得し、インターセプトは1本も許さなかった。マニングはこれで、1960年にクリーブランド・ブラウンズ (Cleveland Browns)のミルト・プラム(Milt Plum)氏が達成した、開幕からのインターセプトなしの最多タッチダウン記録にも肩を並べている。

 今季の成績を4勝0敗としたブロンコスでは、ウェス・ウェルカー(Wes Welker)とデマリウス・トーマス(Demaryius Thomas)がそれぞれ2本ずつタッチダウンレシーブを決め、ノーション・モレノ(Knowshon Moreno)が1タッチダウンランを含むラン12回成功で78ヤードを獲得した。

 ブロンコスはこれで、前シーズンから引き続くレギュラーシーズンの連勝を15に伸ばし、チーム記録を更新している。

 一方、QBのマイケル・ヴィック(Michael Vick)がパス27本中14本成功で248ヤードを獲得したイーグルスは、1勝3敗と成績が落ち込み、ワシントン・レッドスキンズ(Washington Redskins)に勝利した開幕戦以降は3連敗となっている。(c)AFP