【9月28日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が27日、全米プロゴルフ協会(PGA of America)の年間最優秀選手に輝いた。

 ウッズが年間最優秀選手に選ばれるのはこれが11度目。今季ツアーで出場した16大会中、5度の優勝を果たしたことを受けての選出となった。 
 メジャー大会では2008年の全米オープン選手権(US Open Championship)以来優勝していないが、今季は世界ゴルフ選手権(World Golf Championships 2013)、第2戦のキャデラック選手権(Cadillac Championship)や第3戦のブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2013)、またザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2013)などでタイトルを獲得した。

「5度優勝できるなんて、すごい1年だった」とウッズは今シーズンを振り返る。
「全体的に素晴らしいシーズンだった。同じ選手たちからの投票で選ばれ、このような栄誉にあずかるなんて信じられない。謙虚な気持ちになった」
 ウッズはこれまで通算79勝を挙げており、サム・スニード(Sam Snead)氏が保持する史上最多通算勝利記録の82勝まであと3勝に迫っている。
 今回ウッズは、マット・クーチャー(Matt Kuchar、米国)、フィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)、アダム・スコット(Adam Scott、オーストラリア)、ヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)を抑えて年間最優秀選手に選出された。
 また、最優秀新人賞には20歳のジョーダン・スピース(Jordan Spieth)が選ばれた。
 スピースは7月、19歳でジョンディア・クラシック(John Deere Classic 2013)を制覇し、1931年以来最年少のツアー勝者となった。
 今季、9大会で10位内に入賞しており、世界ランクでは21位にまで浮上した。
 スピースは新人賞受賞について、「とてつもない名誉」とコメントしている。(c)AFP