【9月25日 AFP】陸上、男子短距離のウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)が24日、スポンサーの独スポーツ用品大手プーマ(Puma)との契約を更新した。

 プーマはボルトとの関係について「2016年のリオデジャネイロ五輪期間中、さらにその先まで」続くとコメントした。

 五輪で6個の金メダルを獲得している27歳のボルトは、2003年以降、プーマ製品を着用して練習と大会に臨んでいる。

 プーマのビョルン・グルデン(Bjoern Gulden)最高経営責任者(CEO)は「ウサインとスポンサー契約を延長できたことを、大変名誉に思う。プーマのブランドをアピールするのに、これ以上の大使はいない」とコメントした。

「2016年のリオデジャネイロ五輪、さらにその先に至るわれわれの今後の製品コンセプト、およびブランドの認知において、彼は重要な役割を担うこととなる」

 金銭面での条件については明らかにされていないものの、米誌フォーブス(Forbes)によれば、ボルトが受け取る金額は1年あたり900万ドル(約8億9000万円)になるという。

 ボルトは前週、リオ五輪で引退するというこれまでの考えを改め、その後も現役を続行する可能性を示唆した。

 その際にボルトはAFPに対し、「スポンサーやファンは続けてほしいと思っているみたいだから、腰を据えてじっくり考えてみたんだ。もしかすると、1年は続けるかもしれない。みんなをハッピーにしたいしね」とコメントしている。

「ファンも続けるべきだと言ってくれるから、もう1年やってもいいかなと思うんだ」

(c)AFP