【9月20日 Relaxnews】国連(UN)は先週、より環境に配慮した旅行を推進する啓発活動の一環として、旅行中にできる節水のアイデアを募るコンテストを、マイクロブログのツイッター(Twitter)で開始した。

 コンテストは、今月27日の「世界観光の日(World Tourism Day)」の推進が目的。世界観光の日の今年のテーマは「観光と水:私たちの共通の未来を守る(Tourism and Water: Protecting our Common Future)」だ。

 10日のコンテスト開始以来、さまざまなアイデアがツイッターユーザーから寄せられている。例えば、「自宅で蛇口をきちんと閉め水漏れがあるときは修理するのと同じように」ホテルで水漏れの修理が必要なときはスタッフに知らせる、タオルを再利用する、など。

 参加するには、ハッシュタグ「#WTD2013」を付けて英語、フランス語、またはスペイン語でツイッターに投稿する。そして上位5つのアイデアが27日まで@UNWTOによってリツイートされ、ウェブサイトにアップロード、さらにモルディブで開催される世界観光の日の公式式典で発表される。

 ここで、海外旅行の際、責任ある水の消費者であるためのいくつかの方法を紹介する。

―入浴はシャワーですませる。

―ラックにタオルを残し、清掃員にリネンやタオルを毎日取り替えなくていいと知らせる。この簡単な行動で、不必要な水と化学物質を節約できる。

―可能なら、雨水利用タンクを備えるなどの節水活動に取り組む、環境に優しく持続可能な宿泊施設を選択する。

―訪れる場所を尊重する。貝殻を持って帰らない、海や海の生き物にダメージを与える汚染を避けるために水に溶けにくいタイプの日焼け止めを使用する。日焼け止めに使われる成分は、サンゴを死滅させる可能性があるとの研究結果が出ている。(c)Relaxnews/AFPBB News