【9月16日 AFP】14日に行われたボクシング、WBA・WBC世界スーパーウェルター級王座統一戦で、サウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)を下したフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)が15日、試合中に左肘を脱臼していたと明かした。

 36歳のメイウェザーは、無敗同士の対決で判定の末に勝利を挙げ、ボクシング史上最高額となる4100万ドル(約40億円)を獲得した。

 メイウェザーは会見で「試合終盤、本当はもっとコンビネーションを使えるはずだった。肘を脱臼していたんだと思う」と明かした。

 7回にこの試合最高のラウンドをみせたにもかかわらず、メイウェザーは肘を脱臼した疑いがあったため、6回と7回はジャブを打つことができなかったと語った。

「俺の腕は痛んでいた。だからジャブを打つのを止めて威嚇だけにしたんだ」

 今週中にも、医師団がメイウェザーの肘を検査することになっている。(c)AFP