【8月5日 AFP】第15回世界水泳選手権(15th FINA World Championships)は4日、スペイン・バルセロナ(Barcelona)で競泳女子4x100メートルメドレーリレーの決勝が行われ、米国が3分53秒23で優勝した。

 米国の第1泳者として出場したミッシー・フランクリン(Missy Franklin)は今大会6個目の金メダルを獲得し、女子選手として大会史上初の快挙を達成した。

 2位には3分55秒22でオーストラリア、3位には3分56秒47でロシアが入った。

 18歳のフランクリンは100メートルと200メートルの背泳ぎ、200メートル自由形、4x100メートルと4x200メートルの自由形リレーの5種目を制して最後のリレーに臨んでいた。

 世界水泳選手権1大会における金メダルの獲得数としては、福岡で開催された2001年大会で6個を獲得したオーストラリアのイアン・ソープ(Ian Thorpe)に並んだ。この記録を上回るのは、2007年にオーストラリア・メルボルン(Melbourne)で7個獲得したマイケル・フェルプス(Michael Phelps)氏のみとなっている。

 フランクリンは偉業達成に、「女子選手として初めてこの記録に到達できたことを誇りに思います」と語った。2012年のロンドン五輪では金4個を含む5個のメダルを獲得しており、200メートル背泳ぎでは世界記録を樹立している。

「この大会に出場するにあたって、こんなことが起きるなんて想像もしていなかった」

「予想を上回ったわ。ロンドン五輪から積み上げてきたことに興奮を覚えるし、この先の1年が楽しみだわ」

(c)AFP/Ryland JAMES、Kieran Canning