【7月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は18日、遠征先の南アフリカ・ダーバン(Durban)で同国1部リーグのアマズルFC(AmaZulu FC)と対戦し、試合はシティが1-2で敗れた。

 スーパースポーツ・ユナイテッド(SuperSport United)との親善試合に0-2で敗れているシティは、試合終盤にカーリントン・ニャドンボ(Carlington Nyadombo)のPKでアマズルFCに決勝点を許し、プレシーズン2連敗を喫した。

 マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督が家庭の事情により母国チリへと帰国し、指揮官不在で試合に臨んだシティは、アレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)のミスからホームのアマズルFCに先制された。

 その後シティはジェームス・ミルナー(James Milner)のゴールで同点に追いついたものの、試合終了間際にニャドンボに決勝点を奪われた。

 アマズルFCは前半20分にコラロフの不用意なバックパスから絶好のチャンスを手にすると、ボンガニ・エンドゥルラ(Bongani Ndulula)はシティのGKジョー・ハート(Joe Hart)から難なく得点を挙げた。

 先制されたシティは即座に反撃し、失点から5分後にミルナーのゴールで1-1の同点に追いついた。スコット・シンクレア(Scott Sinclair)の左サイドからのクロスにヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)が合わせ損なったものの、流れたボールをミルナーがしっかりとゴールに蹴り込んだ。

 迎えた後半、アルゼンチン代表のパブロ・サバレタ(Pablo Zabaleta)を含む3選手をピッチに投入したシティは攻勢に出ると、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)の放ったシュートはアマズルFCのGKに阻まれた。

 その後もシティはシンクレア、ジョレオン・レスコット(Joleon Lescott)のクロスからデニス・スアレス(Denis Suarez)がアマズルFCのゴールに迫ったものの、得点を挙げるまでには至らなかった。

 そして試合終了間際、アマズルFCはマーク・ヴァン・ヘールデン(Marc van Heerden)がエリア内でシティのアブドゥル・ラザク(Abdul Razak)に倒されてPKを獲得すると、これをニャドンボが決めた。(c)AFP