【6月26日 AFP】欧州サッカー連盟(Union of European Football AssociationsUEFA)は25日、国内リーグで大規模な八百長に関わったトルコ1部リーグのベシクタシュ(Besiktas)とフェネルバフチェ(Fenerbahce)を来季の欧州カップ戦から除外すると発表した。

 UEFAの規律委員会は、フェネルバフチェの欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)出場とベシクタシュのヨーロッパリーグ2013-14(UEFA Europa League 2013-14)出場を禁止した。

 すでにトルコサッカー連盟(Turkish Football FederationTFF)からも処分を受けている両クラブは、この決定に異議を申し立てている。

 また規律委員会は、ルーマニア1部リーグのステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest)に対し、5年間の執行猶予付きで出場資格を得た場合のUEFA主催大会への出場を禁止すると発表した。

 ステアウアは汚職ですでに実刑判決を受けたジジ・ベカリ(Gigi Becali)会長が、2008年にライバルチームの選手に賄賂を送ったとしてさらに3年の有罪判決を受けたていたが、UEFAは寛大な処置を取った。(c)AFP