【6月13日 AFP】イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)は12日、フランス人のルディ・ガルシア(Rudi Garcia)氏が新監督に就任すると発表した。

 5シーズン指揮を執ったフランス・リーグ1のリール(Lille OSC)を退団した49歳のガルシア氏は、ローマと2年契約で合意しているが、正式契約はまだ交わしていない。

 イタリア国内の報道によると、ガルシア氏の年俸はおよそ150万ユーロ(約1億9100万円)になるとされている。

 ガルシア氏は2011年にリールをリーグとカップ戦の2冠に導いたが、12-13シーズンのリーグ戦でヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2013-14)の出場権を獲得できず、契約を1年残しながらも退団は確実とされていた。

 ラツィオ(SS Lazio)とのイタリア杯(Italian Cup 2012-13)決勝に敗れ、13-14シーズンのヨーロッパリーグ出場権を逃しているローマにとって、ガルシア氏はクラブ史上初めてのフランス人監督となる。

 ローマは12-13シーズン途中にズデネク・ゼーマン(Zdenek Zeman)監督を解任し、2月からアウレリオ・アンドレアッツォーリ(Aurelio Andreazzoli)氏がチームを率いていた。(c)AFP