【5月29日 AFP】12-13NBAは28日、イースタンカンファレンス決勝(7回戦制)の第4戦が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)が99-92でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイへ戻した。

 ロイ・ヒバート(Roy Hibbert)が23得点を挙げたペイサーズは終盤、ヒートの得点を3点に抑える間に13得点を重ねた。第3戦での惨敗から力強く立ち直ったペイサーズは、11-12シーズンのファイナル王者ヒートからホームで勝利を挙げ、戦績を五分に戻した。

 第3戦では前半だけでの70得点とチーム記録を達成していたヒートだが、この試合ではオフェンスで苦しみ、第4クオーター途中までに72得点を挙げるにとどまった。レブロン・ジェームズ(LeBron James)はチームハイの24得点を挙げたが、最終クオーターにファウルアウトとなった。

 対するペイサーズは、ジェームズがベンチに退いていた後も攻撃を続け、本拠地バンカーズ・ライフ・フィールドハウス(Bankers Life Fieldhouse)に詰めかけた1万8165人の観客の前で躍動した。

 ヒバートは12個のリバウンドを獲得し、試合終盤には2度にわたってオフェンスリバウンドから得点を挙げた。ランス・スティーブンソン(Lance Stephenson)が20得点、ジョージ・ヒル(George Hill)が19得点、デビッド・ウエスト(David West)が14得点12リバウンドを挙げたペイサーズは、フィールドゴール成功率50パーセントを記録し、ペイント内からの得点をヒートの32に対して50とした。

 第62回NBAオールスターゲーム2013(2013 NBA All-Star game)のメンバーに選出されたペイサーズのポール・ジョージ(Paul George)は、チームが勝利する中で2試合連続で不発に終わり、10本中3本しかフィールドゴールを決めることのできなかった第3戦に続き、この日も10本中4本の成功で12得点にとどまった。

 ヒートではマリオ・チャルマーズ(Mario Chalmers)が20得点、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が16得点を挙げたが、ワンサイドゲームとなった第3戦まで続いていたロードでの連勝は10で止まった。

 第5戦は、30日にマイアミ(Miami)で行われる。(c)AFP