【5月6日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)で使用されるコートが伝統的な赤いクレーコートに戻ったことを受け、グランドスラム通算11度の優勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がこの変更を歓迎した。

 ナダルは昨年の大会(Mutua Madrid Open 2012)で使用された青いクレーコートを激しく批判した選手の一人で、当時、赤いクレーに戻らなければ今大会を欠場すると発言していた。

 しかし世界ランク5位のナダルは、今大会に向け全面改修が終えたラ・カハ・マヒカ(La Caja Magica)のコートのサーフェスが、今までよりも良いコンディションになったと考えている。

 ナダルは会見で、「昨年のコートはプロとしてのプレーができるレベルではなかったけど、幸いにして今年の状態はとても良い。最高のコートを作るためにトーナメント主催者が資金を投じてくれたことに感謝したい。マドリードでは空気が乾燥していから、クレーの状態を適切に保つのはとても難しいのにもかかわらず、世界各国のコートと同じように状態だ。今年の大会では素晴らしいクレーでプレーできることに感謝したい。最高のコートだ」とコメントした。(c)AFP