【5月5日 AFP】セイコーゴールデングランプリ陸上2013東京(Seiko Golden Grand Prix 2013 Tokyo)は5日、国立競技場(National Stadium)で行われ、男子100メートルでは桐生祥秀(Yoshihide Kiryu)が10秒40で3位に入った。

 米国のマイク・ロジャーズ(Mike Rodgers)が10秒19で優勝した。

 17歳の高校生の桐生は、約1週間前にジュニア世界タイ記録となる10秒01を記録し、日本人選手として初めてとなる10秒台の壁を打ち破るのではないかと期待が高まっていた。

 桐生はレース後、「気持ちのどこかで9秒台を出そうというのはありましたが、レースが近づいていくるうちに、タイムより順位を狙おうと思いました。プレッシャーはなかったです。まだシーズンが始まったばかりで、10秒台の壁を破る可能性があるので、がんばっていきたいです」と語り、8月に行われる第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)ではジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)と走りたいとコメントした。(c)AFP