【3月27日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2013(Sony Ericsson Open 2013)は26日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は2-6、4-6で第15シードのトミー・ハース(Tommy Haas、ドイツ)に敗れた。

 ジョコビッチは始終試合の流れをつかむことが出来ず、多様なショットで確かな攻撃を与えてくるハースのペースに押されて、今シーズン2度目の敗北を喫した。

 2007年、2011年、2012年の大会では優勝しているジョコビッチはダブルフォールトを一度犯し、またセカンドサーブの得点率もわずか54パーセントにとどまった。

 一方のハースは第1セットをたやすく奪うと、第2セット終盤では2度目のマッチポイントでフォアハンドウィナーを叩き込み、1時間20分の試合を制した。また、フォアハンドウィナー7本、ファーストサーブ得点率76パーセントを記録し、マイアミでは15試合連続で負け知らずだったジョコビッチに土をつけた。

 ハースはこの勝利でジョコビッチとの通算対戦成績を3勝4敗とした。過去の2勝はグラスコートでの試合だったため、今回ジョコビッチに初めてハードコートで白星を挙げた。

 4月3日に35歳になるハースは、準々決勝で大会第7シードのヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic、セルビア)を5-7、6-2、6-2で下した第11シードのジル・シモン(Gilles Simon、フランス)と対戦する。(c)AFP