【3月15日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)は14日、米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で男子シングルスの準々決勝が行われ、大会第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が6-4、6-2で第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を下し、準決勝進出を決めた。

 ナダルがけがによる長期欠場から復帰した一方で、しつこい背中の故障に苦しめられているフェデラーは、第2セットでナダルから3度のブレークを喫し、敗退に追いやられた。

 ナダルは2月に復帰を果たした後3つのクレーコート大会に出場し、VTRオープン(VTR Open 2013)では準優勝、ブラジル・オープン(Brazil Open 2013)とアビエルト・メヒカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL 2013)では優勝を飾った。

 昨年3月のソニー・エリクソン・オープン(Sony Ericsson Open 2012)の準決勝を棄権して以来、ハードコートでのプレーから遠ざかっていたナダルだが、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)、第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray)らとともにしのぎを削っている。

 ナダルは準決勝で、南アフリカのケヴィン・アンダーソン(Kevin Anderson)を6-4、6-4で退けた、大会第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)と対戦する。(c)AFP/Rebecca Bryan