【2月28日 AFP】東京・赤坂を歩く人々は、そこに立つ40階建てホテルの「異変」に気づき始めた──。なんと、いつの間にやら建物の高さが半分に縮んでしまったのだ。

 これは、「グランドプリンスホテル赤坂(Grand Prince Hotel Akasaka)」の解体工事の様子。最上階を鋼鉄の梁で強化し、調節可能な蓋(ふた)のように使うことにより、下の階を順番に取り外している。

 この工法により、通常の解体工事に伴う爆破作業や粉塵(ふんじん)の飛散を生むことなく、ホテルはゆっくりかつ確実に解体されている。(c)AFP