【2月4日 AFP】男子ゴルフ、ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2013)は3日、米アリゾナ(Arizona)州スコッツデール(Scottsdale)のTPCスコッツデールGC(TPC Scottsdale)で最終日が行われ、米国のフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)が通算28アンダーでツアー通算41勝目を飾った。

 スコアを4ストローク伸ばしたミケルソンは、2位に4打差をつけて快勝した。初日から4日間単独首位をキープしての優勝は、2011年の全米オープン選手権(2011 US Open Championship)を制したロリー・マキロイ(Rory McIlroy)以来。

 前週にはトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)で開催されたファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2013)でタイガー・ウッズ(Tiger Woods)が優勝を収めており、4月に控える今季メジャー初戦、第77回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2013)を前にゴルフ界を代表する二大スターがその健在ぶりを見せつけた。

 ミケルソンが記録した優勝スコア256は72ホールの通算ストローク数としてはツアー歴代2位に並ぶロースコアとなった。72ホールのツアー歴代最少ストローク数は2003年のテキサス・オープン(Texas Open)でトミー・アーマー3世(Tommy Armour III)が記録した254となっている。

 これまで3度のマスターズ優勝を誇る42歳レフティー、ミケルソンのツアータイトル獲得は2012シーズンのAT&Tペブルビーチ・ナショナルプロアマ(AT&T Pebble Beach National Pro-Am 2012)以来で、フェニックス・オープンでの優勝は1996年、2005年に続いて3回目となり、大会勝利数で歴代トップのアーノルド・パーマー(Arnold Palmer)、マーク・カルカベッキア(Mark Calcavecchia)、ジーン・リトラー(Gene Littler)に並んでいる。(c)AFP