【1月21日 AFP】12NFLは20日、カンファレンス決勝が行われ、ボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)が28-13でニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)を下し、第47回スーパーボウル(Super Bowl XLVII)に駒を進めた。

 レイヴンズはQBジョー・フラッコ(Joe Flacco)が後半だけで3本のタッチダウンパスを記録する活躍を見せ、昨シーズンのカンファレンス決勝で敗れたペイトリオッツにリベンジを果たすと同時に、チーム史上2度目のスーパーボウル進出を決めた。

 2000年以来のスーパーボウル進出を決めたレイヴンズは、同日行われた試合でアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)に28-24の逆転勝利したサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)と対戦する。

 また、今シーズン限りでの引退を表明しているレイヴンズのレイ・ルイス(Ray Lewis)は、スーパーボウルが現役最後の舞台となった。

 後半に21点を獲得したレイヴンズは、この試合でフラッコが36本中21本のパスを成功させると、アンクワン・ボウルディン(Anquan Boldin)は2度のタッチダウンパスレシーブに成功し、レイ・ライス(Ray Rice)もタッチダウンランを決めた。

 一方、ペイトリオッツは通算ヤード数でプレーオフ記録を更新したトム・ブレイディ(Tom Brady)がパス54本中29回成功で320ヤードを獲得し、ウェス・ウォーカー(Wes Walker)にタッチダウンパス1本を成功させているが、インターセプトを2回喫するなど、重要な場面で力を発揮することができなかった。(c)AFP