【1月10日 AFP】フィリピン・マニラ(Manila)で9日、十字架を担いだ等身大の黒いイエス・キリスト像が街をパレードする伝統の「ブラックナザレ(Black Nazarene)祭」が開催された。

 ブラックナザレ像は、メキシコから宣教師によって1607年にマニラに運んで来られたもので、船の中で火事に遭い黒く焦げてしまったと伝わる。奇跡を起こす力があると100年以上前から信じられており、マニラ旧市街を練り歩く像には、はだしの男女がどうにかして触れようと殺到。像が普段安置されているキアポ(Quiapo)教会によれば、10時間に及ぶパレードには計900万人の巡礼者が詰めかけたという。警察によるとこの日の祭りで、164人が軽傷を負った。(c)AFP